密かにM.U.G.E.Nという格闘ゲームエンジンソフトというもので遊んでいたりするわけなのですが、こいつにはデバッグ用にメッセージ表示を行う命令であるDisplayToClipboardとAppendToClipboardが存在しまして。
ドキュメントによればprintfフォーマットが使えるとのことで、使用可能な書式とついでにエスケープシーケンスを調べてみました。
書式
フォーマット | 出力 | 使えるか |
---|---|---|
%d | 10進整数 (符号付) | ○ |
%u | 10進整数 (符号無) | ○ |
%o | 8進整数 | ○ |
%x | 16進整数 | ○ |
%f | 浮動小数点数 (小数形式) | ○ |
%e | 浮動小数点数 (指数形式) | ○ |
%g | 浮動小数点数 | ○ |
%c | 文字 | ○*1 |
%s | 文字列 | × |
%% | %を出力 | △*2 |
一応'%08x'みたいな書式も大丈夫なので、文字列が扱えないprintfと考えて問題なさそう。
エスケープシーケンス
シーケンス | 出力 | 使えるか |
---|---|---|
\a | ベル文字 | × |
\b | 1文字戻る | × |
\f | ページ送り | × |
\n | 改行 | ○ |
\r | 復帰 | × |
\t | 水平タブ | ○ |
\v | 垂直タブ | × |
\\ | \を表示 | ○ |
\? | ?を表示 | ○ |
\' | '(シングルクォーテーション)を表示 | ○ |
\" | "(ダブルクォーテーション)を表示 | ○ |